約二年前の「オセラ」130号で紹介した「いろどりクリニック」。記憶に残っている人も多いかと思う。開院から三年。街の喧騒のなか、人々の健康を支え続けてきた前田英紀院長の日々を振り返り、その揺るぎない想いに、今あらためて光を当てたい。
人気のパン屋やショップが軒を連ね、平日はビジネスマン、週末には若者や家族連れで華やぐ「ハレまち通り」。その中ほどにある「秦建設」が手がけた賃貸マンション「アミスタ幸町」の一階に「いろどりクリニック」の明かりは灯る。院長・前田英紀さんは現在四十一歳。日本糖尿病学会糖尿病専門医として研鑽を積み、糖尿病をはじめとする生活習慣病から日々の体調不安まで、患者一人ひとりに寄り添った診療を続けている。「街の中心を選んだのは、忙しさに追われ、自分の体のことを後回しにしてしまいがちな方が、仕事帰りや休日にふと立ち寄れる場所にしたかったからです」。前回の取材時に、そう語ってくれた前田院長の言葉には、医師としての使命感と、生活者への優しいまなざしがにじんでいた。
開院から三年、患者の反応は想像以上だったという。「若い現役世代の方が本当に多いですね。仕事帰りや昼休みを使って来院される方も多く、『通いやすい』と言っていただけるのが何より嬉しい」と変わらぬまなざしで前田院長は語る。現在、平日の昼間は岡山博愛会病院の勤務医として地域医療を支え、平日の夜間(※金・土曜日を除く)と日曜は同クリニックで診療にあたる前田院長。二足の草鞋を履く日々は決して容易ではないが、その歩みは開院当初から変わらない。患者のため、地域のため、その想いが、日々の原動力だ。
そんな前田院長の姿を間近で見てきた秦社長は、こう語る。
「人が休んでいるときに働く。その姿勢に、前田先生の真っ直ぐな志を感じます。多くの患者さんが頼りにされている理由が、よくわかります」。ちなみに「秦建設」では毎年秋、前田院長にインフルエンザ予防接種を依頼している。社員や家族、職人、取引先など、100人を超える「秦ファミリー」が集うその光景に、前田院長はいつも胸を打たれるという。「秦社長は、まるで大家族のお父さんのよう。皆さんがその背中を信頼し、見つめている。互いに尊敬し合う関係を見て、温かな気持ちになります」。医療を不動産。分野は違えど、人を想う心に違いはない。
患者のために、地域のためにと歩み続ける若き医師。その確かな歩みを、「秦建設」はこれからもそっと応援していきたい。
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